Soup Stock Tokyo x FSC(1)
スープを料理として考え、『食べるスープ』という概念を一般化させ特に多くの女性から圧倒的な支持を得ているSoup Stock Tokyo。
こだわりの食材を真心込めてスープに詰め込んだ味に舌鼓をした方も多いのではないでしょうか?
そのSoup Stock Tokyoの52店舗目になるルミネ横浜店の店舗内装材にFSC認証材が採用されました。
Soup Stock Tokyoを運営する株式会社スマイルズ(http://www.smiles.co.jp/)の遠山社長とのご縁でFSCについてご案内させていただいたことが発端でした。
世界(国内も含む)の森林が置かれている危機的な状況を救う有効な手段の一つであるFSC森林認証制度。『 消費が森を守り育てる』という理念に遠山社長はじめ、スマイルズの皆さまが共鳴してくださりました。まずは自分達で身近に取り組めることということで、店舗の内装材(フローリングやテーブル周りなど)を出来る限りFSC認証材にしていきたいとのご要望があがりました。さらに国内材であれば同時に国内森林の活性化を応援することにもつながります。そこで三重県の速水林業さんをご紹介し、早速現地視察。その手入れの行き届いた美しい森林に一同感激し、早速ルミネ横浜店での採用が決まりました。新舗立ち上げ計画からわずか3ヶ月でのオープンでしたので、材の確保、加工、施行と全員の力で超特急!!そのチームワークの素晴らしさもお見事です。
出来上がった店内では適切に管理された森林の材ならではの素晴らしい風合いを持ったフローリング、背もたれ、ダウンライトのカバー材などが落ち着いた空間を演出していました。これだけのFSC認証材が洋食系の店舗でご採用されるのはおそらく今回が初めてとのことでした。
この材がFSC認証林から切り出された木材であることに気付くお客様はなかなかいないと思いますが、そこはさすがSoup Stock Tokyo。
H/P内での告知(http://www.soup-stock-tokyo.com/index.php?t=type6&l=news_index&r=news_index107&tb=news)はもちろんのこと、店内ではデジタルフォトフレームで速水林業さんを見学したときの映像を流し、その材で店内が作られていることをしっかりと伝えています。お客様にも森林の持つ役割りの大事さと素晴らしさを知ってもらいたいという気持ちの現われです。食材へのこだわりだけではなく、それらをもたらしてくれる生態系の重要性を森林保護・管理を通して知っていただくというSoup Stock Tokyoの考え方は素晴らしい!!
8月2日(月)、オープン前のお店のスタッフも含めたキックオフミーティングにお招きいただき、スタッフ(もちろん全員が新人)の元気さ明るさ、そしてSoup Stock Tokyoの一員としての誇りを大いに感じ取らせていただいたとても素晴らしい時間と空間でした。すべてにこだわりをもってスタートしたSoup Stock Tokyoルミネ横浜店。その前途はとてつもなく明るいと感じて帰路につきました。