Soup Stock Tokyo x FSC(2)
6月25日(土)、以前にもご紹介させていただきましたSoup Stock Tokyo(http://www.soup-stock-tokyo.com/)を運営する株式会社スマイルズの代表取締役社長の遠山さんに今回は福澤育林友の会が主催する第10回『森を愛する人々の集い』で講演をしていただきました。
タイトルは『世の中の体温をあげる』です。
遠山さんは、慶應義塾大学商学部を卒業後、三菱商事に入社、日本ケンタッキーフライドチキン出向、1999年にお台場ヴィーナスフォートに「Soup Stock Tokyo」食べるスープの専門店を開店、2000年に三菱商事初の社内ベンチャー企業「株式会社スマイルズ」を設立し代表取締役に就任され、現在51店舗を展開されています。
今回の講演では、Soup Stock Tokyoのお店でFSC認証材や国産材を使用されていることや表参道ヒルズと丸の内ブリックスクエアで店舗を構えるセレクトリサイクルショップのPASS THE BATON(http://www.pass-the-baton.com/)で環境に配慮した商品を扱っていらっしゃる事など環境問題に関するお話などを交えながら、スマイルズの企業理念である『生活価値の拡充』と『スマイルズの5感(低投資・高感度、誠実、作品性、主体性、賞賛)』などのお話しをユーモアたっぷりにしていただきました。
タイトルでもある、『世の中の体温をあげる』ためにSoup Stock Tokyoは小さなインフラであるという遠山さんならではの素敵な感性ある言葉が印象的でした。
最新の著書『成功することを決めた-商社マンがスープで広げた共感ビジネス』(新潮文庫)では、遠山さんの大企業の中では決してやり遂げることのできない自分の理想・理念を、敢えて大企業の力もうまく活用(利用)しながらスープビジネスを成功させ、さらに独立に至った経緯が描かれています。
ご興味がある方は是非ご一読を